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ごぼう先生、認知症サロンへ行ってきました。「認知症の人と家族を会~愛知県支部~」の方との出会いに感謝!

本日、日曜日。 愛知県額田郡幸田町にある

「幸田地域包括支援センター」主催 (第二回)認知症サロンが開催されました。

興味があったので、嫁さんと一緒に見学に行ってきました。

スゲー!!のぼりまであるんだ!と思ったら、

 

 

地域包括さんと共同で、「認知症の人と家族の会」のスタッフさんがいらっしゃっていました。 認知症の人と家族の会~愛知県支部~」の組織の事を大変失礼ながら、深く知りませんでした。

 

偶然にも本日、私たち夫婦に付いて詳しくお話しをしてくださった方は、なんと組織の代表様。 とっても貴重なお話しを聴くことができました。あっという間の1時間。

<認知症の人と家族の会~愛知県支部~>

 

↑ホームページです。 素晴らしい活動をされています。 スタッフさんの教育もびっくりするほど徹底していました。 家族を支えるのだから、「支え方」の意志の疎通が重要なんだと思います。

 

色々なことが勉強になりました。 帰宅後、代表者様のブログを読んで、私自身何か引っかかっていた所がスッキリしました!

 

今日のお話しで印象的だったことは、 2000年頃の「認知症」の電話相談は [お嫁さん]から35%の割合で連絡があったそうです。 しかし、ここ数年。 お嫁さんの立場は減り、[男性]からの相談が増えてきている。 または、兄弟、姉妹、中には「孫」からの立場で認知症のご家族さまの相談も。 家族の形態が大きく変わってきているそうです。

 

相談の内容で多いことは、 どうすれば認知症の家族をデイサービスに通わすことができるのか・・・。 初めの一歩がなかなか踏み出せないという問題が多いそうです。 ご家族さまの気持ちとして、朝から「着替え」をしなくてはいけない。 など、身支度に対する苦労が多くて外に出すのが億劫になってしまう。

 

そんな悩んでいらっしゃる家族の方にかける言葉は、 「寝巻のまま通っても大丈夫だよ」だったり、 「スウェットのような外に出られる服を寝巻にするといいですよ」 というお声かけをするそうです。

 

それだけでも、変化がある場合があるとお話しされていました。 習慣を変えることはなかなかできない事です。ちょっとしたアドバイスで「大丈夫なんだ!」って楽になることもあります。

 

家族さんが相談に来る場合、多くの場合が精神的にギリギリになっている状態であることが多いそうです。 そんな認知症の家族の方々と関わっているサポートのプロフェッショナルがおっしゃっていました。

 

「薬」よりも「生活環境」が大切だよ。

 

 

私自身、デイサービスで勤めているときは、利用者さんの気持ちになって発言や行動をすることが多いです。 しかし、認知症を患う方の家族さんは、家族としてのの悩みがあり、家族としての目線があります。 利用者さんの立場や目線で考えることも重要ですが、ご家族さんとコミュニケーションを取るときは「ご家族さんの目線に立つこと」が改めて重要だと気付きました。

 

 

帰り道、幸田駅前銀座にあるカフェで遅めのランチ。

 

 

最近はいつも、茶色の服。そんなゴボウに付き合ってくれる嫁さんに感謝です(*^_^*)